カテゴリ:(新) ライフアップヨコースタッフのつぶやき / 投稿日付:2024/09/08 07:50
「母の教え」
私の母も90代になったので毎年里帰りすることが
増えました。そのたびに母親から言われる言葉
「残心」の心を忘れないようにと・・・。
母は昔「武道」をたしなんでいたこともあり
武道を経験されている方は「残心」の心を知っている
方も多いと思います。
侍が、相手と真剣勝負をし、切りあいになったとき
相手を倒したと思って後ろを向いたとき「相手」に
息の根があれば逆に後ろからぐさっとさし返される
かもしれないよ。だから心を残して相手に
「とどめ」をささないと勝負は終わっていないと・・。
このことは普段よく忘れ物や、やり残したこと
多かった若かりし頃の私への「いましめ」の言葉
かもれません。「残心の心」が大切と・・。
私は今でも母から何回も聞かされています。
「靴は脱ぎっぱなしにしない」きちんと出船の形に
整えること。「物は出しっぱなしにしない」元の所へ
戻すこと。会社に出勤するとき「忘れ物はないか」もう一度
確認し出かけること。「戸締りはちゃんとしたか」
仕事では、お客様に伝え忘れていることはないか
もう一度、確認することなど・・。「心を残してもう一度確認する」
そんな習慣がとても「当たり前で大切」と母は若かりし頃
の私を見て今も口酸っぱく「残心の心」を持つよう諭します。
「私の家訓」にもしたい思いで「母から教え」を
これからも大切にしていきたい思いです。